函館グルメと聞くと朝市やベイエリアを思い浮かべるかもしれませんが、湯の川温泉にも歩いて巡りたくなる味がそろっています。名物の串団子からモカソフト、コーヒー、塩ラーメン、クラフトビールまで、温泉街らしいゆったりした雰囲気の中で楽しめるのが魅力です。
この記事では、函館・湯の川で食べ歩きを楽しみたい方へ、おすすめの7店と市電を使ったモデルコース、営業時間を確認するときの注意点、あわせて立ち寄りたい観光スポットまで紹介します。
函館の湯の川で食べ歩きを楽しむおすすめグルメ7選

函館の湯の川は、大型観光施設を次々に巡るというより、温泉街を歩きながら昔ながらのお菓子屋や喫茶店、ラーメン店などへ寄り道する楽しさが似合うエリアです。市電の「湯の川」と「湯の川温泉」電停周辺には店が集まっているため、車がなくても散策しやすいでしょう。
まずは食べ歩き候補に入れておきたい7店を紹介します。
やきだんご銀月で湯の川名物の串団子を味わう
湯の川らしい甘味から始めるなら「やきだんご 銀月」は外せません。1966年創業の老舗和菓子店で、ごま、しょうゆ、あんなどの串団子で知られています。北海道産米を使ったもちもちとした食感も魅力です。
市電「湯の川温泉」電停から徒歩約3分と立ち寄りやすく、営業時間の目安は8:30~17:30です。団子のほか、どら焼きや大福などもあるため、全部をその場で食べず、ホテルのおやつとして持ち帰るのもおすすめ。
人気商品は売り切れる可能性もあるので、確実に買いたい場合は早めの時間帯を意識しましょう。
コーヒーケーキショップ美鈴湯川店で限定スイーツを探す
湯倉神社の近くで休憩したくなったら「コーヒーケーキショップ 美鈴湯川店」が便利です。函館で長く親しまれている美鈴コーヒーの直営店で、コーヒー豆だけでなくケーキやパンも扱っています。
注目したいのが、コーヒーを使った湯川店限定の「松倉ロール」。甘いものとコーヒーを一緒に楽しみたいときにぴったりです。市電「湯の川」電停から徒歩約2分で、営業時間の目安は10:00~18:00、喫茶ラストオーダーは17:30。食べ歩き中に少し座って休みたいときにも使いやすい店です。
丸山園茶舗湯の川店で抹茶と甘味を楽しむ
コーヒーとは違った和の休憩を挟みたい方には「丸山園茶舗 湯の川店」があります。市電「湯の川」電停のすぐそばにあり、湯倉神社の参拝と組み合わせやすい立地です。
お茶の専門店ならではの抹茶セットや、季節によって楽しみたいお茶のかき氷などが紹介されています。洋菓子、団子、ソフトクリームと続くと甘さに少し疲れてしまうこともありますが、抹茶を挟むと気分が変わります。営業時間の目安は11:00~16:00で日曜休み。
比較的営業時間が短いため、訪問日は先に営業状況を確認しておくと安心です。
コーヒールームきくちで人気のモカソフトを味わう
函館の湯の川で冷たいスイーツを楽しむなら「コーヒールーム きくち」も候補です。昔ながらの黄色い建物が目印で、地元で長く親しまれている喫茶店。特にテイクアウトできるソフトクリームが有名です。
味はバニラ、モカ、ミックスがあり、中でもモカソフトが定番人気として紹介されています。甘さだけが前に出すぎないため、食後のデザートにも向いています。市電の終点「湯の川」から歩くと7~8分ほど。熱帯植物園方面へ向かうコースに組み込めば、街歩きそのものも楽しめます。
Endeavourで湯の川のクラフトビールを楽しむ
甘いものだけでなく、大人の食べ歩きを楽しみたいなら「Endeavour」も覚えておきたい店です。市電「湯の川温泉」電停から徒歩約1分で、併設する函館湯の川ブリュワリーで造られたクラフトビールを楽しめます。
料理もしっかり食べられるため、ここを食べ歩きコースの昼食や夕食に設定するのもよいでしょう。営業時間はランチとディナーに分かれているため、午後の中途半端な時間は注意が必要です。お酒を飲む予定なら車を使わず、市電や徒歩で回るコースにしておくと安心。
飲酒後の運転はもちろん避けましょう。
イチマスで函館や北海道のお酒を探す
食べ歩きの途中でお土産も探したいなら「イチマス」が便利です。市電「湯の川温泉」電停から徒歩約1分の老舗酒販店で、函館や北海道各地の日本酒、ワイン、ビールなど幅広い商品を扱っています。
函館の地酒や道南のワインを探したり、その日の夜にホテルで楽しむ飲み物を選んだりするのも旅らしい時間です。営業時間の目安は9:00~21:00なので、飲食店が閉まったあとでも立ち寄りやすいのがうれしいところ。
瓶類を買う場合は、その後の散策で荷物にならないよう、コースの終盤に立ち寄ると楽です。
ブルートレインで函館らしい塩ラーメンを味わう
甘味や軽食を楽しんだあと、しっかり食事をしたくなったら「ブルートレイン」へ。青い鉄道車両を利用した個性的な店舗で、市電「湯の川温泉」電停から徒歩約1分という便利な場所にあります。
函館らしい塩ラーメンを楽しめるため、食べ歩きコースの締めにも向いています。営業時間の目安は11:00~16:00で、火曜・水曜が休みです。夕食ではなくランチ向きと考えておくと予定を立てやすいでしょう。
食べ歩きでお腹いっぱいにならないよう、団子やスイーツの量を調整しておくのがコツです。
湯の川の食べ歩きを効率よく楽しむモデルコース
湯の川で何軒も巡りたい場合は、店を思いついた順に訪ねるより、電停を基準にコースを組むと効率的です。函館市公式観光サイトでも、湯の川を徒歩で巡る街歩きモデルコースが紹介されています。全部を一日で制覇しようとせず、甘味、食事、観光、休憩を交互に入れると疲れにくくなります。
湯の川電停から湯倉神社と銀月を巡る王道コース
初めて湯の川を歩くなら、市電終点の「湯の川」からスタートするコースがおすすめです。まず湯倉神社へ参拝し、その後に銀月へ向かえば、温泉街の歴史と名物の両方を短時間で楽しめます。
途中で美鈴湯川店や丸山園茶舗にも立ち寄れるため、コーヒー派と日本茶派で休憩先を選ぶのも楽しいでしょう。午前中から動けば銀月の商品も選びやすく、その後の予定にも余裕が生まれます。宿泊日のチェックイン前に2~3時間だけ湯の川を散策したい人にも組みやすいコースです。
湯の川温泉電停から足湯とグルメを楽しむコース
「湯の川温泉」電停を起点にすると、グルメと温泉街らしい体験をコンパクトに組み合わせられます。まず周辺の飲食店で軽く食べ、湯の川温泉足湯「湯巡り舞台」で足を休める流れがおすすめです。
足湯は電停から徒歩約1分で、無料で利用できます。利用時間の目安は9:00~21:00ですが、メンテナンスなどによる休止には注意してください。足を拭くタオルも持参しましょう。
その後はEndeavour、イチマス、ブルートレインなど、時間帯に合った店を選べます。歩いて、食べて、温まる。このゆるさこそ湯の川散策の魅力です。
函館市熱帯植物園からモカソフトへ向かう散策コース
観光もたっぷり楽しみたいなら、函館市熱帯植物園をコースに加えてみましょう。植物園は湯川町3丁目にあり、温室やサル山などを見学できます。見学後にコーヒールームきくちへ向かえば、散策後のモカソフトがちょうどよいご褒美になります。
さらに市電方面へ歩けば、銀月や湯倉神社周辺へつなげることも可能です。ただし、中心部だけを回るコースより歩く距離は長くなります。冬は積雪や路面状況、夏は暑さも考え、無理をしないことが大切です。バスを組み合わせれば体力も温存できます。
函館の湯の川で食べ歩きを楽しむ時間帯と季節
湯の川では、何時に訪れるかによって立ち寄れる店が変わります。朝から営業する和菓子店がある一方、ランチから営業する飲食店、夕方以降に楽しみたいクラフトビールの店もあります。また函館は季節による気温差が大きいため、夏と冬で同じ歩き方をする必要はありません。
昼の湯の川はカフェやラーメンを組み合わせて楽しむ
食べ歩きの選択肢が広がるのは、午前10時頃から昼過ぎです。銀月を早めに訪れ、その後、美鈴や丸山園茶舗、昼食にラーメンという流れなら、甘いものと食事のバランスも取りやすくなります。
逆に15時以降からスタートすると、ランチ中心の店には間に合わない場合があります。夕方から湯の川へ行く場合は、昼営業の店を無理に詰め込まず、温泉や足湯、夕食中心に切り替えるのがおすすめです。
「何店回れたか」より、「食べたかった一品を楽しめたか」で考えると満足度が上がります。
夏と冬では湯の川の食べ歩きスタイルを変える
夏の湯の川では、モカソフトやかき氷など冷たい甘味が街歩きの楽しみになります。ただし日差しが強い日は、屋外を歩き続けず、喫茶店で休憩を挟みながら巡りましょう。
一方、冬の函館は食べ歩きそのものより「店から店へ移動して温かいものを食べる」という感覚が向いています。塩ラーメン、温かいコーヒー、足湯などを組み合わせれば冬らしい旅になります。雪道では通常より移動に時間がかかるので、予定を詰め込みすぎないことも大切です。
雨や雪の日は市電と休憩スポットを上手に使う
雨や雪の日は、「全部徒歩」にこだわらないのが湯の川を楽しむコツです。市電の「湯の川」と「湯の川温泉」を目印に店を選び、必要に応じてバスや市電を利用すると負担を減らせます。
美鈴湯川店やコーヒールームきくちのように店内で休める場所を途中に入れておけば、天候が崩れても予定を変更しやすくなります。冬は靴底が滑りにくい靴を選び、時間にも余裕を持たせましょう。
函館では天候も旅の風景のひとつ。無理に急がず、温泉街らしくのんびり回るくらいがちょうどいいでしょう。
湯の川で食べ歩きをするときに知っておきたい注意点
湯の川の食べ歩きでありがちな失敗は、行きたい店をたくさん保存したのに、実際には営業時間が合わなかったというケースです。個人店や昔ながらの店もあるため、臨時休業や売り切れを考えて第二候補まで決めておくと安心です。食べる量や持ち歩く荷物にも少し工夫が必要です。
営業時間と定休日は食べ歩き当日に確認する
旅行前に調べた営業時間でも、季節や店舗事情によって変更される場合があります。特に個人店を目当てに遠方から訪れる場合は、公式サイトや公式SNS、函館市公式観光サイトなどを使い、当日にもう一度確認すると安心です。
また、ランチ営業とディナー営業の間に休憩時間がある店にも注意しましょう。「14時頃ならどこでも入れる」と考えていると、選択肢が少なくなる場合があります。絶対に行きたい店を1~2軒だけ固定し、それ以外は現地で選ぶくらいの余白を残しておくのがおすすめです。
食べながら歩かず周囲に配慮して湯の川グルメを楽しむ
「食べ歩き」といっても、商品を食べながらずっと道路を歩く必要はありません。店舗が指定する場所やベンチ、休憩できるスペースなどを利用し、周囲の迷惑にならないよう楽しみましょう。
特に串団子やソフトクリームは、混雑した歩道で食べると人と接触したり、服を汚したりする可能性があります。包装やカップなどのごみも、購入店舗のルールを確認して処分してください。温泉街を散策する人や地域で生活する人への配慮があると、自分自身も落ち着いて味わえます。
予算とお腹に余裕を残して複数の店を巡る
湯の川で複数店を回るなら、最初の店で満腹にならないことが意外に重要です。団子を数本、ケーキ、ソフトクリーム、ラーメンと続けば、予定していた店に着く前にお腹いっぱいになることもあります。
2人以上なら一部のメニューを分けたり、お土産に回したりすると種類を楽しみやすくなります。また、地酒やお菓子を買う可能性があるなら、買い物用の予算も別に考えておきましょう。小さな店を巡る際は決済方法が変わる可能性もあるため、現金を少額用意しておくと安心です。
函館の湯の川で食べ歩きと一緒に楽しみたい観光スポット
せっかく湯の川まで来たなら、グルメだけで帰るのは少しもったいないところです。この地域には、温泉の歴史を感じる神社や無料の足湯、函館市熱帯植物園などがあります。食事と食事の間に観光を挟めば自然に歩く時間が増え、お腹にも余裕ができるので、食べ歩きとの相性も抜群です。
湯倉神社で湯の川温泉の歴史に触れる
湯倉神社は、市電「湯の川」電停から徒歩約2分。湯の川温泉の発祥にまつわる伝承を持ち、境内下には「湯の川温泉発祥の地碑」もあります。
銀月や美鈴湯川店、丸山園茶舗などが近いため、食べ歩きコースの起点として非常に組み込みやすい場所です。最初に参拝してからグルメ巡りを始めれば、単にお店を回るだけでは見えてこない湯の川の背景も感じられるでしょう。
短時間の旅行でも、こうした土地の物語に触れると街歩きの印象がぐっと深くなります。
湯の川温泉足湯の湯巡り舞台でひと休みする
食べ歩きの合間にぜひ入れたいのが、湯の川温泉足湯「湯巡り舞台」です。市電「湯の川温泉」電停から徒歩約1分で、利用料金は無料。営業時間の目安は9:00~21:00です。
屋根があるため多少の雨や雪でも利用しやすく、冷えた足を休ませたい冬の散策には特にありがたい存在です。利用時は足を拭くタオルを自分で用意しましょう。なお、足湯のお湯は飲用できません。甘味を食べ、少し歩き、温泉で休む。この緩急をつけると湯の川らしい時間を過ごせます。
函館市熱帯植物園まで足を延ばして散策を楽しむ
時間に余裕があるなら「函館市熱帯植物園」も候補です。湯川町3丁目にあり、熱帯植物やサル山などを見学できます。営業時間は4~10月が9:30~18:00、11~3月が9:30~16:30で、一般入園料は300円です。
冬季には温泉に入るサルが湯の川らしい風景として知られています。植物園を見学してからコーヒールームきくちへ寄り、市電方面へ戻るコースなら半日散策にもぴったりです。季節によって見どころや閉園時間が変わるため、訪問前には函館市や公式観光サイトの最新情報を確認してください。
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まとめ
函館の湯の川で食べ歩きを楽しむなら、名物の串団子が味わえる銀月をはじめ、美鈴湯川店、丸山園茶舗、コーヒールームきくち、クラフトビールを楽しめるEndeavourなど、温泉街ならではの店を巡ってみましょう。
市電の「湯の川」と「湯の川温泉」を起点にすると、車がなくてもコースを組みやすくなります。湯倉神社や無料の足湯、函館市熱帯植物園を途中に入れれば、食べてばかりにならず街そのものも楽しめます。
営業時間や定休日は変わることがあるため、出発前に公式情報を再確認するのが安心です。気になる店を2~3軒選び、予定を詰め込みすぎず、温泉街をぶらぶら歩く気持ちで湯の川の味を楽しんでみてください。
参考情報(記事作成時に確認したページ)
- 函館市公式観光サイト「はこぶら」|やきだんご 銀月
串団子の種類、創業年、所在地、営業時間、アクセスなどの参考情報。 - 函館市公式観光サイト「はこぶら」|コーヒーケーキショップ 美鈴湯川店
湯川店の店舗情報、カフェ利用、アクセスなどの参考情報。 - 函館市公式観光サイト「はこぶら」|コーヒールーム きくち
モカソフト、店舗所在地、喫茶店としての特徴などの参考情報。 - 函館市公式観光サイト「はこぶら」|Endeavour
湯の川のクラフトビール、地元食材を使った料理、店舗情報などの参考情報。 - 函館市公式観光サイト「はこぶら」|イチマス
北海道・函館の日本酒やビール、ワインなどの取扱商品、湯の川温泉電停からのアクセス情報。 - 函館市公式観光サイト「はこぶら」|ブルートレイン
青い貨車を利用した店舗、函館らしい塩ラーメン、湯の川温泉電停からのアクセスなどの参考情報。 - 函館市公式観光サイト「はこぶら」|湯の川温泉足湯「湯巡り舞台」
利用料金、利用時間、市電「湯の川温泉」電停からのアクセス、足湯利用時の情報を確認。 - 函館市公式観光サイト「はこぶら」|函館市熱帯植物園
熱帯植物、冬のサル山、所在地、湯の川温泉を利用した施設などの参考情報。 - 函館市公式観光サイト「はこぶら」|お湯と歴史を満喫、湯の川あったか散歩
湯の川温泉周辺を徒歩で巡る観光モデルコースや、街歩きの組み立て方の参考情報。 - 函館湯の川温泉旅館協同組合|湯の川温泉のリーフレット・ガイドマップ
湯の川温泉街の位置関係やアクセス、「函館湯の川温泉商店街飲食店MAP」など、食べ歩きルート作成の参考情報。


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